私たちが暮らしている今を、立ち止まって、考えてみよう

デザインは本永惠子さん
デザインは本永惠子さん

  気がつくとテレビ、ラジオ、新聞などが情報源であった時代はとうの昔に影が薄くなり、パソコンを操作することで世界は想像もできないほど広がっています。情報もいとも簡単に手に入る時代です。さらに今まで当たり前のものとしていた社会の構造も危ういものになってきています。生きにくくなっていることだけは確かです。

   今、私たちは何をよりどころに生きていこうとしているのでしょうか。

 情報があれば安心できるのでしょうか。

そんなことを考えている仲間たちが金井淑子さんを中心に集まりました。ゆっくりと仲間の声に耳を傾け、饒舌な言葉、つたない言葉にならない言葉が行き交って、仲間同士語り合う大切な時間があります。20代から80代まで、いろいろな職業の人たちが一つの話題をいろいろな側面から話し合います。

その話題は生きていくための永遠のテーマもあれば、タイムリーな事件がテーマになったこともあります。この立ち止まって考えることを気づかせてくれるスペースを私たちは大切にしています。

 

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第32回哲カフェ横浜 :2月24日(土)14時~

「新自由主義時代の若者をどうとらえるか 自己責任を内面化するイデオロギー作用や<いきづらさ>が浸透する社会文化的メカニズムに焦点化して

問題提起 中西新太郎さん(関東学院大学教員)

日経連は、1995年、「新時代の『日本的経営』のあり方」を発表し、労働者を「長期蓄積能力活用型」「高度専門能力活用型」「雇用柔軟型」の3グループに分けた。経営側の人事政策が具体化するにつれ、若者たちの雇用は厳しくなり、学校を卒業しても長期に安定して働ける雇用を失った。雇用柔軟型の若者は3カ月更新の有期雇用が一般的となり、最先端の研究に従事する若者も3年から5年の契約を更新できるか激烈な競争の中に置かれている。基幹社員となった長期蓄積能力活用型の若者とて安泰ではない。若者の過労死が後を絶たないのである。

新自由主義的価値観を内面化してきた若者たちの生きづらさを、1980年代から若者の動向を追ってきた中西新太郎さんとともに哲学する。中西新太郎氏は『ノンエリート青年の社会空間』(2009.9 大月書店) など編著書多数。

私たちの活動が東京新聞に掲載されました。