気がつくとテレビ、ラジオ、新聞などが情報源であった時代はとうの昔に影が薄くなり、パソコンを操作することで世界は想像もできないほど広がっています。情報もいとも簡単に手に入る時代です。さらに今まで当たり前のものとしていた社会の構造も危ういものになってきています。生きにくくなっていることだけは確かです。
今、私たちは何をよりどころに生きていこうとしているのでしょうか。
情報があれば安心できるのでしょうか。
そんなことを考えている仲間たちが金井淑子さんを中心に集まりました。ゆっくりと仲間の声に耳を傾け、饒舌な言葉、つたない言葉にならない言葉が行き交って、仲間同士語り合う大切な時間があります。20代から80代まで、いろいろな職業の人たちが一つの話題をいろいろな側面から話し合います。
その話題は生きていくための永遠のテーマもあれば、タイムリーな事件がテーマになったこともあります。この立ち止まって考えることを気づかせてくれるスペースを私たちは大切にしています。
〈第46回哲学カフェ横浜〉
◆テーマ「三島由紀夫が見抜いた、『戦後史の欺瞞』とは何か」
菅孝行最新著『三島由紀夫と天皇制』平凡社新書、2018年
主要作品を「天皇への愛憎」という視点で読み解き、その思想と行動の深部を抉った最も危険な三島論(帯コピーより)
◆講 師:菅 孝行さん(評論家)
◆コメント:米田祐介さん(社会思想史研究、立正大学講師ほか)
◆進 行:藤原貞子さん(哲学カフェ横浜世話人)
日時:2019年2月24日(日) 14時~17時
場所:哲学カフェ横浜(横浜市金沢区瀬戸5-3 京浜急行金沢八景駅徒歩4分 )
私たちの活動が東京新聞に掲載されました。
横浜市金沢区金沢八景にあるマンションの一室を拠点に活動しています。月一回の公開講座を中心に、介護に疲れた人やDVで自宅を離れたい人の休息の場所、グループ活動の場としても利用可能です。このスペースは、主宰者と世話人たち女性数名によって運営されていますが、常時開いているわけではありません。利用してみたいと思われる方は、このフォームで、メールをくだされば、利用者登録のご案内をいたします。
哲学カフェ横浜
〒236-0027
横浜市金沢区瀬戸5-3
公開講座開催日のお問い合わせは、090-7834-1562 世話人の山崎まで。